2016年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 402-1. 炉材料とその照射挙動

[2H17-22] 圧力容器 管材

2016年3月27日(日) 16:25 〜 18:05 H会場 (講義棟B棟 B204)

座長:沖田 泰良(東大)

17:40 〜 17:55

[2H22] 圧縮液体を用いた拡管(EDC-L)法による短尺管の試験技術の開発

*中司 雅文1、坂本 寛2 (1.ジルコテクノロジー、2.日本核燃料開発(株))

キーワード:強度試験、燃料被覆管

短尺の供試管(特に照射材)から多数のデータを取得する際には、従来法としてバースト、中子拡管、リング引張、その他の小型試験片技術があるが、それぞれ固有の長短所を伴っており、短尺化と高精度および容易な操作性を併せ持つ試験技術が待たれている。そこで、可塑性固体の中子に代えて、圧縮液体で拡管する(Expansion due to compressed liquid:EDC-L)ことにより、拡管法では従来把握が困難だった円周方向応力を内圧から直接算出できる利点がある試験手法を開発した。