2016年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核融合工学 » 501-2. 核融合炉材料工学(炉材料,ブランケット,照射挙動)

[2L12-16] 核融合材料工学(タングステン材料)

2016年3月27日(日) 16:05 〜 17:25 L会場 (講義棟C棟 C105)

座長:濱口 大(JAEA)

16:50 〜 17:05

[2L15] 組織制御および合金化によるタングステンダイバータの構造強度の変化

*GUAN WENHAI1、野上 修平1、福田 誠1、豊田 倫敏1、仁木 健人1、長谷川 晃1 (1.東北大学)

キーワード:タングステン、構造強度、ダイバータ、組織制御、合金化

ダイバータ用材料として期待されるタングステンの機械特性の向上には、組織制御および合金化による固溶強化や分散強化などが有効である。しかし、これらの強化法の適用により熱特性は低下する傾向にあり、両者はトレードオフの関係になっているため、最適な材料設計のためには、その構造や負荷条件を考慮した数値シミュレーションによる構造解析により両者のバランスのとれた適正化が必要となる。本研究では、組織制御および合金化によるタングステンダイバータの構造強度の変化について評価した。