2016年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核融合工学 » 501-2. 核融合炉材料工学(炉材料,ブランケット,照射挙動)

[2L17-20] 核融合炉材料(強度評価手法・健全性診断法)

2016年3月27日(日) 17:25 〜 18:30 L会場 (講義棟C棟 C105)

座長:笠田 竜太(京大)

18:10 〜 18:25

[2L20] 核融合炉材料の寿命評価に向けた疲労試験技術開発

*野上 修平1、管 文海1、福田 誠1、日坂 知明2、金 泰俊2、秋月 陽二郎2、南山 二三男2、藤原 昌晴2、長谷川 晃1 (1.東北大学大学院工学研究科量子エネルギー工学専攻、2.神戸工業試験場)

キーワード:疲労試験、微小試験片、低放射化フェライト鋼、タングステン、SiC/SiC複合材料

核融合炉材料に対しては、研究炉などを使った中性子照射損傷の影響評価などのため、微小試験片による強度・寿命評価試験技術が適用されることがある。微小試験片を用いた強度・寿命評価試験においては、いわゆる標準試験片を用いた試験に比べ要求される精度が高いため、試験片のサイズ効果や形状効果の理解に基づく試験片最適設計や、ひずみ計測・制御技術などを中心とした試験装置の最適化などが必要である。本講演では、標準試験片と同等の疲労寿命の評価が可能な微小試験片用の高温低サイクル疲労試験技術の開発成果について報告する。