2016年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 203-1. 加速器・ビーム加速技術

[2M01-05] 加速器・ビーム加速技術

2016年3月27日(日) 09:30 〜 10:50 M会場 (講義棟C棟 C106)

座長:近藤 孝文(阪大)

10:15 〜 10:30

[2M04] 高コヒーレンスビーム生成のための2次元配列ナノスケール光陰極の製作

*澁谷 達則1、林崎 規託2、吉田 光宏3 (1.東京工業大学、2.東京工業大学 原子炉工学研究所、3.高エネルギー加速器研究機構)

キーワード:電子源、レーザー、微細加工

電子線回折や電子線ホログラフィーにおける電子ビームの品質は、横方向のコヒーレンス長によって評価される。光陰極では、レーザーの回折現象によって電子光源サイズが制限されるため、光源サイズに依存する横コヒーレンス長も同時に制限を受ける。我々は、FIBを用いた微細加工を活用し、光源となる陰極を極小化する方法を提案している。本講演では、この微細加工を施した光陰極の製作工程について報告する。