[2M06-09] イオンビーム・イオン源

[2M08] タンデム静電加速器用小型冷陰極PIG負イオン源の開発

放電容器内プラズマ閉じ込め用磁場強度の最適化

＊加藤 優弥¹、羽倉 尚人¹、小栗 慶之²、近藤 康太郎²、福田 一志³、林崎 規託² (1.東京都市大、2.東工大、3.東工大技術部)

キーワード：静電タンデム加速器、負イオン、冷陰極PIG負イオン源、磁場強度、ビーム電流

東京都市大学原子力研究所では、1.7MV静電タンデム加速器のための小型･低消費電力･長寿命の汎用負イオン源として、永久磁石を用いた冷陰極PIG負イオン源を開発中である。東京工業大学原子炉研究所の1.6MV静電タンデム加速器で稼働中の同型機をベースとして設計の見直しを行い、放電電極やビーム引出し･集束用電極等の寸法形状、磁場強度等を容易に細かく変更できるように改良した。今回は、放電容器内でプラズマを閉じ込める為の磁場強度の最適結果について報告する予定である。