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[2O01] 国産核データ処理システムFRENDYの開発
(3)非分離共鳴領域の確率テーブル作成
キーワード:FRENDY、核データ処理、確率テーブル、非分離共鳴、ブライト・ウィグナーの一準位公式、カイ二乗分布
核データ処理は、評価済み核データと臨界計算コードを繋ぐ重要なプロセスである。日本では、NJOYやPREPROといった海外の核データ処理システムを利用してきたが、諸外国の政策の変更によってその利用に制限を受けることが懸念されている。原子力機構ではこの懸念を解消するため、国産核データ処理システムFRENDYの開発を進めている。本稿では、今年度新たに実装した非分離共鳴領域の確率テーブル作成機能について報告する。