2016年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 306-1. 原子力安全工学(原子力施設・設備,PSAを含む)

[2P04-09] 軽水炉 事故時挙動2

2016年3月27日(日) 10:20 〜 12:00 P会場 (講義棟C棟 C200)

座長:栗坂 健一(JAEA)

10:50 〜 11:05

[2P06] レベル2PRAにおけるセシウムの環境への放出量評価手法の開発

(1)セシウムに起因したソースタームリスク評価手法の開発

*遠藤 寛1、中村 康一1、村田 景悟1、宇井 淳1 (1.電中研)

キーワード:レベル2PRA、格納容器イベントツリー、ソースターム評価、水随伴FP輸送挙動、セシウム

レベル2PRAの目標は、主要シナリオにおける格納容器イベントツリー(CET)とソースタームとを一体化して定量化するところにあるが、現状では一貫した評価手法は確立されていない。本件では、着目プラントの安全目標への適合性評価に供する観点から、PRD法を用いたCET解析とシビアアクシデントコードを用いたソースターム解析とを連結し論理的に整合したセシウムの環境への累積放出確率(Cs-CCDF)を求める手法を開発した結果について報告する。