2016年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 306-1. 原子力安全工学(原子力施設・設備,PSAを含む)

[2P13-16] 外的事象のリスク2

2016年3月27日(日) 15:40 〜 16:50 P会場 (講義棟C棟 C200)

座長:糸井 達哉(東大)

16:25 〜 16:40

[2P16] 建屋の非線形応答特性を考慮した機器フラジリティ評価の取り扱い

*山田 博幸1、三浦 弘道1、蛯澤 勝三1、吉田 智朗1 (1.電力中央研究所)

キーワード:地震PRA、フラジリティ評価、評価コード

東北地方太平洋沖地震の本震及び余震では、複数の原子力サイトにおいて、基準地震動を越える強震動が観測された。これを受け、非線形域の地震時挙動と建屋フラジリティ評価に関する検討がなされている。これに対して、地震PRAにおける機器フラジリティ評価では、基準地震動における機器の発生応力に基づき、各加速度レベルの機器応答を線形として取り扱う係数法による評価が行われている。本報告では、建屋の非線形応答特性を考慮した機器フラジリティ評価の取り扱いに関する考え方と評価コードの整備について報告する。