2016年春の年会

講演情報

一般セッション

VI. 保健物理と環境科学 » -

[3A01-05] 線量評価・環境安全評価

2016年3月28日(月) 09:30 〜 10:50 A会場 (講義棟B棟 B102)

座長:辻村 憲雄(JAEA)

10:15 〜 10:30

[3A04] 原子力災害時の被ばく評価の高度化に係る検討

携帯電話ネットワークから得られるビックデータの効果的な活用について

*義澤 宣明1、村上 大和1、島 悠貴1、鈴木 俊博2、白川 洋司2、新山 健二3、中島 光瑠3、猪狩 貴史3 (1.三菱総研、2.ドコモ・インサイトマーケティング、3.エム・アール・アイ リサーチアソシエイツ)

キーワード:原子力防災、被ばく線量評価、避難計画、モバイル空間統計、人口統計情報、ビッグデータ、携帯電話、スマートフォン、ICT活用、被害想定

原子力災害発生時の防災対策は、東日本大震災の教訓を踏まえて大きく見直しが行われており、周辺住民の被ばく量の推定・評価は重要な課題のひとつである。防災計画策定時における被ばくの程度や人数等の適切な予測、事故後の周辺住民等の被ばく量の評価等において、24時間365日、日本全国で推計される人口統計情報であるモバイル空間統計を活用する方法について検討した結果を提案する。