2016年春の年会

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[3A06-09] 福島事故関連:環境放射能・線量評価3

2016年3月28日(月) 10:50 〜 11:55 A会場 (講義棟B棟 B102)

座長:眞田 幸尚(JAEA)

10:50 〜 11:05

[3A06] 東電福島第一原発事故起源の放射性セシウムの複数の方法による放出総量の推定

*青山 道夫1、坪野 孝樹2、津旨 大輔2、猪股 弥生3 (1.福島大学環境放射能研究所、2.電力中央研究所、3.アジア大気汚染研究センター)

キーワード:福島第一原発事故、放出総量、放射性セシウム

北太平洋全域での観測結果とシミュレーション結果を比較することによって得られた、北太平洋での134Csの放射能総量は15-18 PBqとなり、異なった他の二つの方法により求められた値と整合し、最も確からしい推定値となった。また大気への放出総量15-20 PBqについても最も確からしい推定値である。