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[3B11] 韓国の教育訓練用原子炉を用いた原子力人材育成プログラム
キーワード:原子力人材育成、慶熙大学原子炉、国際教育、実習
試験研究炉の新規制基準が施行され、近畿大学原子炉は適合審査のため平成26年2月から運転を停止している。運転停止期間中も原子炉を使った実習を継続するため、平成25年度から3年間の予定で採択されていた国際原子力人材育成イニシアティブ事業の枠組を活用し、韓国・慶熙大学校の原子炉を使った代替実習を行った。実習には、近畿大学、名古屋大学、京都大学、九州大学の学生が参加した。原子炉物理や放射線計測の実習によって体験的に理解を深めるだけでなく、実習の使用言語を英語として韓国人学生と共同作業を行なうことにより、国際コミュニケーション能力を養うことも目指した。