[3C01-04] Core Thermal Hydraulics

[3C04] Measurement of void fraction distribution in two-phase flow in a 4×4 bundle

(1)Experiments with air-water two-phase flow under atmospheric pressure condition

＊Wei Liu¹, Taku Nagatake¹, Lifang Jiao¹, Mitsuhiko Shibata¹, Masao Komatsu¹, Kazuyuki Takase¹, Hiroyuki Yoshida¹ (1.Japan Atomic Energy Agency)

Keywords:Void fraction distribution , Measurement, Sub-channel, Wire mesh sensor, Rod bundle

原子力機構では、燃料集合体に対する二相流解析の予測精度の向上や妥当性確認を目的として、ワイヤーメッシュセンサーを用いた、高温高圧条件（2MPa, 212℃）下でのバンドル内ボイド率計測試験を実施している。試験装置は、９×９のワイヤーメッシュセンサーを４×４のバンドル内に、軸方向2カ所に配置したものである。まず、試験装置及び計測機器の妥当性を確認するため、大気圧常温条件でバンドル各サブチャンネル内のボイド率分布を計測した。試験は、水の流量と空気の流量をパラメータとし、気泡流からスラグ流まで広い流動条件で実施し、サブチャンネル内ボイド率分布のデータを取得した。なお、原子炉事故時スクラム後の自然循環冷却を考慮し、水の質量流速を600 kg/m2s以下に設定した。得られたボイド率データは、バンドル内ボイド率相関式及び詳細二相流コードの検証データとしても活用する予定である。