2016年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-3. 原子力施設の廃止措置技術

[3E09-14] 解体・切断技術

2016年3月28日(月) 14:45 〜 16:20 E会場 (講義棟B棟 B202)

座長:若井田 育夫(JAEA)

14:45 〜 15:00

[3E09] スペイン・ゾリタ発電所廃止措置に適用した東芝グループの技術

適用した技術と教訓

*高倉 恵太1、篠田 敏彦1、堀田 浩司1、小畑 政道1、谷口 良則2、岡田 明2 (1.(株)東芝 原子力化学システム設計部、2.ウエスチングハウス・エレクトリック・ジャパン(株))

キーワード:廃止措置

東芝グループのウエスチングハウス社は、スペイン・ゾリタ発電所の廃止措置について計画段階から関与し、2015年6月には炉内構造物と原子炉圧力容器の切断解体作業を成功裏に完了した。この切断解体工事は、建屋を改造して切断作業用プールを設置し、北欧のBWR炉内構造物交換で経験を積んだ切断解体装置を適用して円滑に作業を遂行した。また、解体後の容器収納を切断対象の放射能濃度評価結果からあらかじめ計画したとおりとし、廃棄体の数を最小限にとどめた。本報告では、これらを実現するために適用した技術を報告する。