2016年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-1. 放射性廃棄物処理

[3I07-10] ガラス固化技術4

2016年3月28日(月) 11:00 〜 12:00 I会場 (講義棟B棟 B200)

座長:本岡 隆文(JAEA)

11:15 〜 11:30

[3I08] アルカリ土類系アルミノケイ酸ガラスの架橋結合特性に関する分子動力学研究

*石井 良樹1、笠原 康平1、大鳥 範和2、Salanne M3、Charpentier T4、Okhotnikov K4、Neuville D5、Hannet L6 (1.新潟大院自然、2.新潟大理、3.UPMC Univ. Paris 06, CNRS、4.CEA, IRAMIS, NIMBE, LSDRM、5.IPGP-PARIS、6.CNRS-CEMTHI)

キーワード:放射性廃棄物、ガラス固化、アルミノケイ酸塩ガラス、分子動力学

アルミノケイ酸塩ガラスは軽度の放射性廃棄物のガラス固化材料として検討されている。本研究ではそのアルミノケイ酸ガラスに、ナトリウムイオンやストロンチウムイオンなどが封入された時の構造を分子動力学シミュレーションを用いて評価した。得られた結果を実験値と比較することでその妥当性を調べるとともに、酸素の結合の状態を評価することで、Al-O-Alの架橋酸素だけ架橋結合の固定力が非常に弱いことを明らかにした。