11:30 〜 11:45
[3I09] ナトリウムケイ酸塩ガラスの化学的耐久性に及ぼすアルミナ添加の影響
キーワード:ガラス固化体
低レベル放射性廃棄物の一つであるナトリウム系廃液を安全に長期保存するためにはナト
リウムイオンを高濃度に溶解でき、さらに化学的安定性に優れたガラスマトリックスの開
発が不可欠である。本研究では、ナトリウムケイ酸塩ガラスの耐水性に及ぼすナトリウム
濃度およびアルミナ添加の影響について明らかにすることを目的とし、ガラス試料を90℃
の水中で7日間保持し、水中へのナトリウムおよびシリコン溶出量を調査した。水中へのナ
トリウムおよびシリコン溶出量はアルミナの添加により低下することが明らかになった。今
回の結果は、ナトリウムケイ酸塩ガラスの耐水性向上のために、アルミナの添加が有効であるこ
とを示している。
リウムイオンを高濃度に溶解でき、さらに化学的安定性に優れたガラスマトリックスの開
発が不可欠である。本研究では、ナトリウムケイ酸塩ガラスの耐水性に及ぼすナトリウム
濃度およびアルミナ添加の影響について明らかにすることを目的とし、ガラス試料を90℃
の水中で7日間保持し、水中へのナトリウムおよびシリコン溶出量を調査した。水中へのナ
トリウムおよびシリコン溶出量はアルミナの添加により低下することが明らかになった。今
回の結果は、ナトリウムケイ酸塩ガラスの耐水性向上のために、アルミナの添加が有効であるこ
とを示している。