2016年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 201-1. 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[3J06-10] 核分裂理論

2016年3月28日(月) 10:45 〜 12:00 J会場 (講義棟C棟 C102)

座長:牧井 宏之(JAEA)

11:15 〜 11:30

[3J08] 核分裂研究のためのランジュバン計算の4次元化

(3)液滴ポテンシャルを用いた4次元ランジュバン核分裂計算

*有友 嘉浩1、浅野 大雅2、和田 隆宏3、太田 雅久4 (1.近大理工、2.関大先端機構、3.関大システム理工、4.甲南大)

キーワード:核分裂、動力学模型、ランジュバン方程式

熱中性子入射によるウラン領域の核分裂について、動力学模型を用いて記述する。このような核分裂では、それぞれの分裂片の変形度が異なると指摘されているが、現在までこのような効果を取り入れた詳細な動力学計算は行われていない。今回、動力学模型としてランジュバン方程式を採用し、分裂片の変形度を独立にした場合の計算について報告する。