3:30 PM - 3:45 PM
[3O13] Study on CANDLE Burning Reactor with Initial Core Using Plutonium from LWR Spent Fuel
Keywords:CANDLE Burning Reactor, Excess Plutonium, Initial Core, Metal Fuel, Lead-Bismuth
CANDLE燃焼炉は燃料に天然ウランを使用でき濃縮再処理工程を必要としない、ウラン資源の高効率利用が実現できるワンススルー高速炉であるが、初期炉心は濃縮ウランまたはプルトニウムを用いて構築する必要がある。本研究の目的は、軽水炉使用済燃料由来の余剰プルトニウムを用いてより多くのCANDLE炉を起動するため、使用するプルトニウム量が最小となる初期炉心構成を見出すことである。解析には計算コードとしてSRAC2006を、核データライブラリとしてJENDL-4.0を用いた。燃料のプルトニウム割合および炉心配置を変化させ、運転期間中に実効増倍率が1を切らず平衡状態に移行する初期炉心の成立条件を明らかにした。