2016年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 306-1. 原子力安全工学(原子力施設・設備,PSAを含む)

[3P11-16] 再処理施設

2016年3月28日(月) 14:45 〜 16:25 P会場 (講義棟C棟 C200)

座長:池田 泰久(東工大)

15:00 〜 15:15

[3P12] 再処理工場水素爆発事故時における放射性物質移行率の調査

(4)小型試験 その2

*石尾 貴宏1、小玉 貴司1、近沢 孝弘2、小林 卓志2、磯川 忠2 (1.日本原燃、2.三菱マテリアル)

キーワード:放射性分解、水素、爆発事故、空中移行率、再処理工場

現在、水素爆発事故時の安全評価で使用している放射性核種の貯槽からの移行率(ARF)は、米国エネルギー省(DOE)によるNUREG/CR-3093を参考としている。しかし、詳細な内容が記載されていない試験条件もあり、詳細にメカニズムを調査することにより移行率の精度向上が見込める。
本報告では、前回の年会で報告したデータから新たに取得した試験結果について報告し、再処理工場内の実機を想定した安全評価パラメータの取得について考察する。