2016年春の年会

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企画セッション(一般公開)

委員会セッション » 教育委員会[日本技術士会 原子力・放射線部会共催]

[BC02] 福一事故を踏まえ改めて見直す技術士資格 原子力・放射線部門からの提言

2016年3月26日(土) 13:00 〜 14:30 K会場 (講義棟C棟 C101)

座長:浜崎 学(教育委員会)

[BC0202] (2)過去10年の活動は“何であり,何でなかったのか”

*桑江 良明1 (1.技術士会 原・放部会)

JCO臨界事故を含む多くの科学技術関連の不祥事を踏まえ、平成12年の法改正で、技術士は、高い職業倫理をもって社会のニーズに対応できる自律した技術者として再定義された。原子力・放射線部門も設置され、本会は資格取得を奨励してきた。今、東電福島第一事故(以下、福一事故)の反省に立てば、技術士の意義は改めて認識されるべきであり、より活用されるべきである。実際、福一事故後、多くの技術士が個人の資格で活動した。試験合格者にも「真に信頼できる技術者」を志向する人が増加している。本セッションは技術士会 原子力・放射線部会との共催とし、技術士資格の意義、その活動実績と現状、今後の展開方針について述べ、社会と対話する場としたい。