2016年春の年会

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[BC04] 東日本大震災における技術者としての矜持とリーダーシップ

2016年3月27日(日) 13:00 〜 14:30 G会場 (講義棟B棟 B203)

座長:大場 恭子(JAEA)

[BC0402] (2)より高い安全のために何が必要か

女川原子力発電所での経験と実感

*菅原 勳1 (1.東北電力)

東日本大震災から5年、当時の状況や貴重な経験を風化・形骸化させないためにも、倫理的な視点をも通じて過去の経験等に学ぶことが重要である。このため、東北電力の技術者達は被災後、過去の災害を踏まえつつ、電力復旧までいかに取り組んだのか、また、安全文化がどのように醸成され、各階層でどのようなリーダーシップが発揮されたのか、女川原子力発電所での経験を含む二つの講演からヒントを探る。ディスカッションでは、「社会・人のためになることに積極的に取り組み、技術者として期待される使命を果たす」という倫理的行動の原動力に照らして、「技術者としての矜持とリーダーシップ」について考察し、より高い安全に向けた教訓を導く。