[OT0101] (1)原子力競争的資金による研究開発事業の紹介
文部科学省が進める「国家課題対応型研究開発推進事業」は、科学技術政策の遂行の観点から国が直接実施する必要のある研究開発活動について、優れた提案を採択する競争的資金制度である。平成17~27年度に265課題が採択され、67課題が進行中である。安全基盤・放射性廃棄物に係わる革新的システムの開発を行う「原子力システム研究開発事業」に加えて、東京電力福島第一原子力発電所事故後、特に広い領域の課題への対応、安全の高度化、廃止措置技術研究、及びそれらに係わる人材育成に重点化したテーマを設定し、「英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業」として推進されている。これら事業の公募方針を詳しく説明する。