2016年春の年会

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総合講演・報告 » 総合講演・報告1 「使用済燃料直接処分に関わる社会環境等」研究専門委員会

[OV01] 「使用済燃料直接処分に関わる社会環境等」研究専門委員会報告

HLW処分の社会的合意形成プロセスに関する若手研究者との対話

2016年3月26日(土) 13:00 〜 14:30 A会場 (講義棟B棟 B102)

座長:寿楽 浩太(東京電機大)

[OV0101] (1)キーノートスピーチ

*鳥井 弘之1 (1.テクノ未来塾)

本委員会は3.11後の原子力政策見直しを受けた、使用済燃料を再処理せずに直接処分する際の課題の調査研究を推進するとの政府方針にも鑑み、直接処分の技術的課題、社会環境へのインパクト、合意形成の道筋等について議論を進めてきた。本セッションでは、前回に引き続き若手研究者との対話を行い、将来を担う世代の見解をインプットすることを試みる。スウェーデンの処分サイトの立地における事業者と地域住民との対話・協働の事例、同国におけるYoung Generation活動を通じた若手育成(持続的な研究開発体制の確保)の取り組み事例、我が国でのHLW処分に関する市民と専門家のより効果的な対話・協働手法の試行事例について若手研究者も含めて3件の報告を受け、会場参加の学会員も交えた意見交換を行う。