2016年春の年会

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[TN06] 福島事故後の原子炉圧力容器の健全性評価技術の方向性

2016年3月27日(日) 13:00 〜 14:30 H会場 (講義棟B棟 B204)

座長:福谷 耕司(INSS)

[TN0603] (3)確率論的破壊力学評価の適用について

*廣田 貴俊1 (1.MHI)

原子炉圧力容器は原子炉における圧力バウンダリ機器であり、中性子の照射による照射脆化の生じた圧力容器の健全性を適切な破壊靱性評価に基づき評価・確保することは、福島の事故後の現在において、原子力発電所の安全確保・向上のためにこれまで以上に重要である。本企画セッションでは軽水炉圧力容器の健全性評価について、現在どのような安全性評価技術が進展しつつあるのかを材料技術者が理解する機会を提供するため、(1) 原子炉圧力容器の健全性評価と最近の動向、(2) マスターカーブによる破壊靱性評価、(3) 確率論的破壊力学評価、の3テーマについて議論を行う。