[TN1302] (2)負ミューオンを用いた非破壊元素分析
ミューオンは、福島1F原子炉内部の燃料デブリの透視調査等へ応用され、原子力分野でも最近注目されている素粒子の1つです。宇宙線ミューオンによる透視調査以外にも、高エネルギー加速器施設で人工的に発生させたミューオンビームによる学際応用分野が拡がっています。本セッションでは、原子力関連分野へのミューオン応用の新しい可能性を探るために、その最前線で活躍されている3名の研究者をお招きし、①核変換・触媒核融合へのミューオン応用、②負ミューオン非破壊元素分析の宇宙科学や考古学等への応用、③ミューオンの物質内輸送シミュレーション、について講演していただきます。