2017 Fall Meeting

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Oral presentation

IV. Nuclear Fuel Cycle and Nuclear Materials » 405-1 Radioactive Waste Management

[1A16-19] Debris Treatment 2

Wed. Sep 13, 2017 5:10 PM - 6:15 PM Room A (B11 - B1 Block)

Chair:Koichiro Takao (Tokyo Tech)

5:55 PM - 6:10 PM

[1A19] Selective fluorination and molten salt electrolysis of fuel debris

(3)electrochemical behavior of zirconium in molten chloride coexisting fluoride

*Tatsuya Emori1, Takafumi Uchiyama2, Haruaki Matsuura1,2 (1. Tokyo City University Graduate School, 2. Tokyo City University Atomic Energy Research Laboratory)

Keywords:fuel debris, electrochemistry, molten salt electrolysis, molten chloride, zirconium

2011年の東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故により発生した大量の燃料デブリをどのような方法により処理処分していくかが将来の課題となっている。その際、オンサイト処理の有効なオプションとして溶融塩電解法があり、本研究では塩化物溶融塩浴を用いることを検討した。上流のプロセスである選択フッ化されたジルコニウムを想定し、ZrF4を塩化物浴に導入して、ジルコニウムの電気化学的挙動を調査した。その結果、サイクリックボルタンメトリーによりジルコニウムの還元反応を確認することができ、ZrF4が明らかに浴中に溶解していることを確認できた。またジルコニウムの濃度によってZr4+/Zr2+の還元挙動に差異が観られ、浴中におけるZr2+の安定度について興味深い結果を得ることが出来た。