2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-3 原子力施設の廃止措置技術

[1D17-21] その他廃止措置技術

2017年9月13日(水) 16:50 〜 18:10 D会場 (B3棟 B31講義室)

座長:峰原 英介 (LDD)

17:50 〜 18:05

[1D21] 非破壊環境下での簡易的γ線測定方法の調査

*副島 吾郎1、門脇 春彦1、岩井 紘基1、中村 保之1、水井 宏之1、佐野 一哉1 (1. 原子力機構)

キーワード:廃止措置、ふげん、γ線測定

「ふげん」では、施設の解体等の廃止措置作業を安全かつ合理的に進めるために、施設の残存放射能量を的確に把握し、解体計画等に適宜反映する観点から、施設の汚染状況調査を行ってきている。
このような背景の下、従来より進めてきている実機材から試料を採取し核種分析により放射能濃度を評価する調査手法に加え、施設全体の汚染状況を簡易的かつ迅速に把握するため、可搬型のNaI(Tl)スペクトロメータを用いて、非破壊環境下で簡易的に原子炉施設における二次汚染の主要核種であるCo-60に着目した汚染状況を把握する手法について調査を進めている。本発表ではその調査状況について報告する。