2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 403-1 原子炉化学,放射線化学,腐食化学,水質管理

[1F01-04] 被ばく低減

2017年9月13日(水) 14:45 〜 15:50 F会場 (C棟 C214講義室)

座長:寺地 巧 (INSS)

15:15 〜 15:30

[1F03] 軽水炉利用高度化に対応した線量率低減技術の開発

(4)腐食生成物挙動評価モデルの高度化

*洞山 祐介1、平澤 肇1、浦田 英浩1、碓井 直志2、稲垣 博光3 (1. (株)東芝、2. 日立GEニュークリア・エナジー(株)、3. 中部電力(株))

キーワード:水化学、被ばく低減、水質管理、放射能蓄積、腐食生成物、モデル解析

新たな線量率低減技術の開発には腐食生成物挙動評価モデルによる解析が不可欠である。既存の評価モデルでは、ラボ試験データを中心としてモデル式を構築していたが、水質管理方法の変化に伴い既存評価モデルでは再現できない事象が増加していた。そこで、実機プラントデータを取り入れることで新しい水化学技術に対応可能な評価モデルを構築し、将来予測の精度を向上させた。