[1F05-07] Stress Corrosion Cracking, Radiolysis

[1F06] Radiation-Chemical Estimation of Energy Deposition around Fuel Debris

(1)Estimation of Energy Distributions dependent on Radiation Types

*Taichi Matsumura^1,2, Ryuji Nagaishi¹, Keisuke Okumura¹, Junichi Katakura², Masahide Suzuki² (1. JAEA, 2. NUT)

Keywords:Fukushima Daiichi NPS, Accident Fuels, Radiation Type, Energy Distribution, Cooling Time

福島第1原発で溶融した炉心は、構造材の金属やコンクリートと反応してデブリとなっている。これは水に接触した状態で10数年の間、核分裂生成物からのβ線やγ線、アクチノイドからのα線の放射線の影響を受け続けることになる。状態把握の観点からもデブリを取り巻く、これら放射線による複合的な照射場を評価することは重要である。そこで本報告ではシリーズ発表の1番目として、燃焼計算により求めたインベントリデータから、放射線の種類（線種、崩壊モード）毎のエネルギー分布を評価した。ここで、放射線エネルギー分布の冷却期間（事故からの経過時間）に対する依存性等について議論した。