2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 307-1 計算科学技術

[1G05-08] 高性能計算

2017年9月13日(水) 11:00 〜 12:00 G会場 (C棟 C213講義室)

座長:巽 雅洋 (原子力エンジ)

11:45 〜 12:00

[1G08] 格子ボルツマン法を用いた物質拡散計算の高速化

*小野寺 直幸1、井戸村 泰宏1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:格子ボルツマン法、ラージエディ・シミュレーション、適合細分化格子法、高性能計算

放射性物質の拡散予測シミュレーションは社会的関心が非常に高く、迅速性および正確性が求められている。人が生活する路地や建物等を含んだ解析を実施するためには、計算機性能を最大限に引き出す頃が可能な計算手法の構築が必須となる。格子ボルツマン法は規則的なメモリアクセスと高密度な演算を持つ、大規模計算に適した手法である。本研究では、格子ボルツマン法による高速な解析を実現するために、メニーコア・プロセッサに適したメモリ配置および計算順序等の最適化を実施し、高速な物質拡散解析の実現のためのプログラム設計について述べる。