[1G09-12] Seismic and Fuel Analysis

[1G09] Modeling method of fluid in spent fuel pool for seismic analysis using 3D FEM model of ABWR reactor building

(1)Applicability of virtual mass method to rectangle container

*Yoshihiro Goto¹, Shohei Onitsuka¹, Naoki Ojima², Tadashi Iijima¹, Hiroki Takahara³ (1. Hitachi-GE, 2. HiICS, 3. Tokyo Institute of Technology)

Keywords:Virtual mass method, Rectangle container, Verification, Sloshing

本研究は、3次元FEMモデルを用いたABWR原子炉建屋の耐震解析における、使用済燃料プール水のモデル化方法の構築を目的とする。その1では、その2の検討で流体をモデル化するために用いる仮想流体質量法の、矩形容器に対する適用性を既往の振動試験により確認した。この振動試験では、単純な矩形容器を用いて、容器中流体の1次固有振動数にて加振を行い、波高時刻歴を変位計で計測し、また全体的な流体の挙動を画像計測している。仮想流体質量法により流体をモデル化した3次元FEMモデルを用いて、振動試験のシミュレーション解析を実施し、得られた固有振動数、波高時刻歴を試験結果と比較した。解析結果と試験結果はよく一致しており、仮想流体質量法による流体モデル化の矩形容器への適用性を確認した。