2017年秋の大会

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[1G_PL] 粒子シミュレーション技術は何をもたらすのか?

課題と展望

2017年9月13日(水) 13:00 〜 14:30 G会場 (C棟 C213講義室)

座長:巽 雅洋 (原子力エンジ)

[1G_PL01] 粒子法による複雑現象シミュレーション

*酒井 幹夫1 (1. 東大)

粒子シミュレーションでは空間の中に多数の粒子を配置し、個々の粒子の位置やエネルギーなどの時間変化を計算することにより、空間内の物理量分布を決定する。このため、粒子のサイズや性質を適切に定めることにより、ミクロ(分子レベル)からマクロ(原子炉実機レベル)まで様々なスケールにおいて、粒子間の複雑な相互作用(分子間力や凝集・分解など)や相変化、化学反応などを含む現象を解析することが可能である。本企画セッションでは、様々な粒子シミュレーションの最新事例(粉体・混相流の数値シミュレーションにおけるDEM法を用いた物理モデル開発、MPS法を用いた市街地津波や車輪レール間の水膜の解析、第1原理計算の原子力分野への適用例など)について紹介し、将来展望に関して議論する。