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[1K02] 炭素標的における800 MeV/u Si 入射軽フラグメント生成二重微分収率の測定
キーワード:軽フラグメント生成、二重微分収率、炭素標的、重粒子入射、PHITS
韓国では重粒子加速器施設RAONの建設が行われており、その放射線遮蔽設計には3次元粒子輸送シミュレーションが使用される。しかしながら、計算の妥当性を確認する必要があり、そのためには実験データとの比較が不可欠である。実験データとして、重イオン入射中性子二重微分収率の測定が継続的に行われている。本研究では、これまで測定されていない軽フラグメント(陽子・重陽子・三重陽子)生成二重微分収率を測定した。
実験は放射線医学総合研究所で行った。出射される800 MeV/u Siを炭素標的に照射し、標的から放出される軽フラグメントを標的中心から15°、30°に設置した検出器で測定した。
実験値と計算値の比較では、生成粒子の質量数の増加につれて収率が減少する傾向は同じである。しかしながら、粒子の質量数が大きくなると差異が大きくなり、測定角度が小さくなると差異が増加した。
実験は放射線医学総合研究所で行った。出射される800 MeV/u Siを炭素標的に照射し、標的から放出される軽フラグメントを標的中心から15°、30°に設置した検出器で測定した。
実験値と計算値の比較では、生成粒子の質量数の増加につれて収率が減少する傾向は同じである。しかしながら、粒子の質量数が大きくなると差異が大きくなり、測定角度が小さくなると差異が増加した。