2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[1M06-08] LLFPの核変換2

2017年9月13日(水) 11:15 〜 12:00 M会場 (N棟 N304講義室)

座長:片渕 竜也 (東工大)

11:15 〜 11:30

[1M06] LLFP安定核種化・短寿命化のための核変換法の開発

(6)OEDOビームラインの性能評価

*道正 新一郎1、下浦 享1、今井 伸明1、大田 晋輔1、堂園 昌伯1、炭竃 聡之2、大津 秀暁2、川瀬 頌一郎3、武内 聡4、他ImPACT-RIBF collaboration (1. 東大CNS、2. 理研仁科センター、3. 九大、4. 東工大)

キーワード:ImPACT、核変換、長寿命核分裂生成物、高レベル放射性廃棄物、OEDOビームライン

LLFPの短寿命化・安定化を可能にするプロセス設計の基礎となる核反応データ測定を目的とした低エネルギーRIビーム生成ビームライン・OEDOビームラインを理化学研究所内RIビームファクトリー内に平成27~28年において建設をした。OEDOは、核子あたり10MeV~50MeVのビームエネルギーを持ったLLFP粒子を生成することが可能となる。OEDOの対象領域は原子核反応が破砕から核子付加、核融合へと反応機構が変容するエネルギー領域であり、核変換反応断面積の測定データが強く望まれている。本講演ではOEDO ビームラインの概要を紹介するとともに、平成29年6月に実施する初実験でのデータに基づきOEDOビームラインの性能評価について発表する。