[1P08-12] ロボット・計装・支援システム

[1P10] 電気系のアイソレーション支援システムの開発

(1)影響評価機能と紙図書の構造化機能

*高倉 啓¹、内藤 晋¹、芝 広樹² (1. （株）東芝　電力・社会システム技術開発センター、2. （株）東芝　磯子エンジニアリングセンター )

キーワード：アイソレーション、紙図面、OCR、構造化図面

電気系のアイソレーション(アイソレ)作業は、技術者が展開接続図等の図面を参照しながら作業計画の立案、評価を行っており、業務の効率化が課題である。そこでアイソレを支援するシステムを開発している。システムはディープラーニングを活用してアイソレ計画を自動立案する機能、計画の妥当性を評価する機能からなる。また図面の多くは、紙やスキャンデータの場合が多く、アイソレの計画・評価機能に用いることができない。そこで紙図面の中から計画評価に必要な接続情報等を抽出するための紙図面構造化機能も併せて開発している。評価機能では複数に渡る展開接続図面上で回路シーケンスを再現、また構造化機能では紙図面中の線分を自動で配線化した。