17:25 〜 17:40
[2C21] プラズマ加熱試験の材料分析を用いた評価手法の確立
(1)プラズマ加熱試験の材料分析を用いた評価手法の概要
キーワード:シビアアクシデント(SA)、非移行型プラズマ加熱、沸騰水型原子炉(BWR)、炉心物質移行挙動(CMR)、福島第一原子力発電所事故
原子力機構では福島第一事故時の事象推移解明に向けた非移行型プラズマ加熱を用いたBWRシビアアクシデント時に起こる炉心物質の下部プレナムへの移行挙動(CMR)に着目した試験を検討している。
本試験における評価の課題は、酸素及びホウ素の元素分布について広範囲(9cm×9cm)かつ大まかな(1mmオーダー程度)に評価する手法とその加工方法である。
そこで、我々は岩石やコンクリート等の元素分析に広く使われているEPMA(WDX)に着目し、酸素の定量分析によるO/M比を模擬燃料ペレットと被覆管のみを模擬した小規模試験(PhaseI)で、ホウ素の定量分析によるB/M比をBWRの基本要素を模擬した模擬燃料集合体(PhaseII)で評価した。
本試験における評価の課題は、酸素及びホウ素の元素分布について広範囲(9cm×9cm)かつ大まかな(1mmオーダー程度)に評価する手法とその加工方法である。
そこで、我々は岩石やコンクリート等の元素分析に広く使われているEPMA(WDX)に着目し、酸素の定量分析によるO/M比を模擬燃料ペレットと被覆管のみを模擬した小規模試験(PhaseI)で、ホウ素の定量分析によるB/M比をBWRの基本要素を模擬した模擬燃料集合体(PhaseII)で評価した。