[2D16-23] Development for Fuel Debris Treatment 2

[2D18] Development of Fuel Debris Canister

(9)Measurement of Quantity of Hydrogen by Radiolysis of Concrete Component Water under γ-Ray Irradiation

*Taisuke Tsukamoto², Hideaki Uchiyama¹, Toshihiro Matsuoka², Yasuhiro Tomiita², Takayuki Hase², Chihiro Narazaki³, Manabu Ueno⁴ (1. International Research Institute for Nuclear Decommissioning, 2. Mitsubishi Heavy Industries, Ltd., 3. TOSHIBA CORPORATION, 4. Hitachi-GE Nuclear Energy, Ltd.)

Keywords:Fuel debris, Fuel Debris Canister, Radiolysis, Concrete

燃料デブリの移送・保管において燃料デブリに残留した水分が放射線分解することにより生ずる水素を適切に管理する必要があるが、この前提として残留する水分についての水素発生挙動を知る必要がある。特に、MCCI生成物、およびそれと同伴して収納されるコンクリート片は多くの水分を含んでいる。また、含まれる水の状態により、水素発生量が異なることも報告されている。したがって、その水素発生量を評価することは重要である。
上記のため，PCV床にあるコンクリートを模擬した模擬体やMCCI生成物を模擬してコンクリート溶融温度近傍まで加熱した模擬体を水に浸漬し、乾燥した供試体としない供試体を作成、γ線照射試験を行い、その水素発生量を測定し、水分の状態と合せて整理・考察を行った。