2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2G10-13] 解析手法開発2

2017年9月14日(木) 14:45 〜 15:50 G会場 (C棟 C213講義室)

座長:渡邉 友章 (JAEA)

14:45 〜 15:00

[2G10] Mesh to Mesh計算に基づく衝突確率法の開発(9)

IC法との組合わせ手法の円筒体系への適用

*松村 哲夫1 (1. 電中研)

キーワード:輸送計算、衝突確率、漏洩確率

個別の領域(Mesh)から領域への衝突確率を独立して計算する衝突確率法において、数値計算では時間の掛かる衝突確率を簡易に計算する手法を開発している。漏洩確率のテーブルから得られる均質体系の衝突確率と境界カレント法(IC法)と組み合わせる事で、汎用的な輸送計算手法の開発が期待できる。無限円筒体系に本手法を適用し、汎用的な輸送計算が可能な事が判った。また、無限円筒体系とXY体系のIC法境界での漏洩束の角度分布を比較し、XY体系でのIC法境界での適切な角度分布の近似方法の見通しを得た。