[2G19-23] 臨界管理技術開発2

[2G21] 燃料デブリの臨界管理技術の開発

(34)仮想中性子捕獲法による臨界検知

*光安 岳^1,2、青山 肇男^1,2、森本 裕一^1,2 (1. IRID、2. 日立GE)

キーワード：福島第一原子力発電所事故、溶融燃料、デブリ、臨界安全、臨界管理、未臨界、仮想中性子捕獲法

燃料デブリ取り出し時の臨界管理のため、炉内臨界近接検知システムを開発している。本システムにおいて、中性子増倍率推定法として開発した仮想中性子捕獲法の予測誤差について検討した。京都大学臨界集合体実験装置（KUCA）の試験ケースを対象に未臨界度を評価した。その結果、4.5%dkの誤差で中性子増倍率を予測でき、炉内臨界近接検知システムにおける中性子増倍率予測手法として適用できる見込みであることを確認した。