2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 402-1 炉材料とその照射挙動

[2I08-17] SiC

2017年9月14日(木) 14:45 〜 17:25 I会場 (C棟 C310講義室)

座長:岸本 弘立 (室蘭工大)

16:45 〜 17:00

[2I16] 活性金属ロウ材を用いたNITE-SiC/SiCの接合界面部の微細組織および強度特性

*吉原 厚樹1、中里 直史1、朴 峻秀2、野際 知佳1、岸本 弘立1 (1. 室蘭工業大学、2. 室蘭工業大学 環境・エネルギーシステム材料研究機構(OASIS))

キーワード:ロウ付け、NITE法、SiC/SiC複合材料

室蘭工業大学ではSiC/SiC燃料被覆管の実用化に向けた研究開発を推進している。SiC/SiC被覆管の実用化には端栓封止技術の確立が1つの重要な鍵である。中でも接合時に加圧を必要としないことに加え、同種材料だけでなく異種材料との接合も可能なロウ付けは魅力的な封止技術の1つである。当研究グループではSiC/SiC複合材料同士のロウ付けによる接合技術検討を実施しているが、ロウ材の選択やロウ付け条件の検討は未だ十分ではない。前回発表では、TiおよびZrを含む二元系あるいは三元系の合金をロウ材として用いた。これに加え本発表ではTiおよびZrのケイ素化物や水素化物を用いた検討も行う。本研究では選定した数種類のロウ材を用いたSiC/SiC接合材の微細組織及び強度特性の評価を目的とする。