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[2L06] アンフォールディングを適用したCeBr3シンチレータ式放射能測定法の検討
キーワード:放射能測定、CeBr3シンチレータ、アンフォールディング、応答関数、EGS5コード
原子力発電所の事故時には、飛来する核種の放射能測定が必要となる。特にI-131等のように半減期が比較的短く、かつ、近接エネルギーのγ線を複数放出する核種の場合、Ge検出器等の高いエネルギー分解能を有する検出器を採用する他ないが、事故直後等の高線量下での使用は困難であった。そこで、我々は緊急時等でも対応可能な測定手段として、応答速度の早いCeBr3シンチレータに着目し、エネルギー分析性能を高めるため、検出器の応答関数を用いるアンフォールディングの適用を検討した。