2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

VI. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[2Q10-14] 環境修復

2017年9月14日(木) 14:45 〜 16:05 Q会場 (フロンティア応用科学研究棟 レクチャーホール)

座長:嶋田 和真 (JAEA)

15:30 〜 15:45

[2Q13] 指定廃棄物除染方法の現場試験

2013-2016度の総括

*藤川 陽子1、尾崎 博明2、谷口 省吾2、高浪 龍平2、Paul Lewtas3、藤原 藤原1、安野 恒喜1、櫻井 伸治4 (1. 京大炉、2. 大阪産大、3. エディスコーワン大、4. 大阪府大)

キーワード:指定廃棄物、放射性セシウム、溶出、難溶性フェロシアン化物錯塩

013年から2016年にかけ、放射性物質汚染対処特措法の指定廃棄物発生現場において5回にわたる現場試験を行い、ゴミ焼却物及び下水汚泥焼却物中の放射性セシウムの溶出特性および物理化学的特性、またフェロシアン化物共沈法を応用した廃棄物抽出液からのセシウムの濃縮回収技術による廃棄物除染について検討してきた。試験結果を総括するとともに、今後の展望と研究計画について述べる。