2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

VI. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[2Q20-23] 移動型放射線モニタリング2

2017年9月14日(木) 17:25 〜 18:30 Q会場 (フロンティア応用科学研究棟 レクチャーホール)

座長:下山 巖 (JAEA)

17:40 〜 17:55

[2Q21] 上空からの放射線測定技術の高度化

(1)GPSによる位置情報精度の評価

*森 愛理1、眞田 幸尚1、瀬口 栄作1、河端 智樹1、宗像 雅広1 (1. 原子力機構)

キーワード:福島第一原子力発電所事故、航空機モニタリング、GPS、位置情報、放射線計測

航空機モニタリングでは放射線の計数率と同時に位置情報(緯度,経度,高度)を取得している。地上1 mにおける計数率は,上空で取得した計数率に高度補正を行うことで計算している。よって位置情報の精度は地上1 mにおける空間線量率の計算結果に影響を及ぼす。本研究では既存のGPS機器に加えて新たに3種類のGPS機器をヘリコプターに搭載し,位置情報の精度を比較した。これにより各機器の性能の相互評価および地上1 mでの空間線量率の計算結果に与える影響の調査を行い,航空機モニタリングに最適なGPS機器を選定した。