2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-1 放射性廃棄物処理

[3A11-14] ジオポリマー固化技術

2017年9月15日(金) 14:45 〜 15:45 A会場 (B1棟 B11講義室)

座長:松村 達郎 (JAEA)

15:00 〜 15:15

[3A12] チェコ・スロバキアで実績のあるジオポリマー固化技術

ジオポリマー"SIAL"を用いたCr汚染樹脂の固化試験

*見上 寿1、小野崎 公宏1、片桐 源一1、松田 貴光2、野口 裕史2、Milena Prazska3、Marcela Blazsekova3、Jan Rezbarik3 (1. 富士電機株式会社、2. 日本原子力発電株式会社、3. Amec Foster Wheeler)

キーワード:ジオポリマー、六価クロム、イオン交換樹脂、安定化、固形化、固定化、固化体、アルカリ活性化材料

ジオポリマーは、福島第一原子力発電所の汚染水除染に用いられているゼオライトの安定化技術として着目されている。チェコ・スロバキアでは、破損燃料由来のスラッジや使用済樹脂の固化材として用いられている。本稿では、原子力発電所から発生する様々な廃棄物に適用可能な固化技術の一例として、Crで汚染されたイオン交換樹脂を、ジオポリマー固化材であるSIALで固化し、得られた結果と固化体の特徴を示す。