2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 305-2 原子炉の運転管理と点検保守

[3B01-04] 作業支援技術

2017年9月15日(金) 09:30 〜 10:35 B会場 (B1棟 B12講義室)

座長:山中 康慎 (電中研)

10:15 〜 10:30

[3B04] 原子力発電所内の無線適用に向けた電波分布制御手法の開発(II)

無線システムの性能検証

*黒田 英彦1、小田 直敬1、小田中 滋1、林 光伸1、長谷川 健1、池田 芳朗1、代田 孝広1、大島 朋美1、高倉 啓1、西川 浩行1 (1. 株式会社 東芝)

キーワード:無線、セキュリティ、電磁ノイズ干渉、規制、無線制御

一般産業での無線導入が進む一方、原子力プラントでは無線通信時のセキュリティ及び安全系機器への電磁ノイズ干渉が課題となって無線技術の導入が進んでいない。
 これら課題を解決するため、無線の到達範囲を制御して不要な場所への電波漏えいや電磁ノイズ干渉を防止する無線システムを開発している。これまでに5dBの精度で電波強度を制御し、安全系機器に対して電磁ノイズの影響値以下に抑えるシステムを立案した。
 現在は無線システムの性能検証、さらには無線システムを用い、作業効率化や設備の監視診断を行う無線応用技術を開発している。ここでは無線システムの性能検証結果及び無線応用技術の開発成果を報告する。