[3B10-17] 地震時評価技術

[3B17] 高速炉炉心の耐震性評価技術開発

(3)制御棒評価モデルの検証

*岩崎 晃久¹、川村 一輝¹、松原 慎一郎¹、碇本 岩男¹、山本 智彦³、原田 英典² (1. 三菱重工業株式会社、2. 三菱FBRシステムズ株式会社、3. 日本原子力研究開発機構)

キーワード：FR、3次元、炉心耐震、群振動、制御棒

高速炉の炉心構成要素の3次元群振動を考慮した、炉心の耐震性評価技術の開発を実施している。炉心構成要素の鉛直方向変位を制限するためのダッシュポット構造、及び、制御棒案内管と内部に収納している制御棒の連成効果の評価モデルを検証するために、制御棒集合体の実寸単体モデルを使用した振動試験を実施した。本稿では、制御棒案内管と内部に収納している制御棒を模擬した2質点評価モデルを用いて、振動試験の再現解析を行った。振動試験と解析結果を比較することにより、解析評価モデルの妥当性を確認した。