2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 306-1 原子力安全工学(原子力施設・設備,PSAを含む)

[3C01-06] 耐震・免震技術

2017年9月15日(金) 09:30 〜 11:10 C会場 (B1棟 オープンホール)

座長:山田 博幸 (電中研)

10:30 〜 10:45

[3C05] 原子力プラントの包括的安全性向上のための地震時クリフエッジ回避技術の開発

その10:人間のクリフエッジ評価

*肥田 剛典1、糸井 達哉1、高田 毅士1 (1. 東京大学)

キーワード:クリフエッジ、振動台実験、人間、転倒、フラジリティカーブ

本研究では、原子力発電所における地震災害発生後の被害拡大防止に向けた人間の活動可能性を評価するため、地震の最中における人間の負傷確率等の評価手法について検討する。振動台に被験者を載せ、これまで発生した地震時において原子力発電所内で観測された強震記録を入力し、地震動継続時間中の人間の挙動を計測・分析する。これに基づいて人間の負傷に関するフラジリティカーブを求め、人間のクリフエッジについて考察を行う。