2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 304-1 伝熱・流動(エネルギー変換・輸送・貯蔵を含む)

[3E06-09] 熱流動解析2

2017年9月15日(金) 10:55 〜 12:00 E会場 (B3棟 B32講義室)

座長:永武 拓 (JAEA)

11:10 〜 11:25

[3E07] キャニスタの漏えい検知器の開発

(2)縦型小型キャニスタ模型による漏えい試験解析

*島池 航平1、竹田 浩文2 (1. シーメンス、2. 電中研)

キーワード:コンクリートキャスク、キャニスタ内圧、熱流動解析コード、STAR-CCM+®、ポリヘドラルメッシュ

小型キャニスタの漏えい試験を模擬した、固体を含む三次元熱流体解析を行った。解析には、シーメンスPLMソフトウェアの熱流動解析コードであるSTAR-CCM+®ソフトウェアを用いた。計算格子は主にポリヘドラルを使用した。本解析において、試験と同様の現象であるキャニスタ内部の圧力変化に伴うキャニスタ壁面の温度変化を捉えることができた。特に、内圧の低下に伴いキャニスタ上部の温度は低下するが、キャニスタ底部の温度は上昇する現象が再現できた。