2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[3G01-05] 臨界管理技術開発3

2017年9月15日(金) 09:30 〜 10:50 G会場 (C棟 C213講義室)

座長:多田 健一 (JAEA)

09:45 〜 10:00

[3G02] 燃料デブリの臨界管理技術の開発

(38)非溶解性中性子吸収材の粘性・搬送プロセス性能

*川野 昌平1,2、進藤 雄太1,2、宮代 聡1,2 (1. IRID、2. 東芝)

キーワード:燃料デブリ、福島第一原子力発電所、中性子吸収材、臨界安全

燃料デブリ取り出し時の臨界管理技術を開発している。水ガラスを主成分として酸化ガドリニウム粒子を混合した中性子吸収材を水中の燃料デブリに遠隔施工で搬送し付着させるため、硬化時間を最大120分まで添加材で調整した試験材料を作成し、温度をパラメータとして粘性の時間変化データを取得した。そして硬化時間を調整した試験材料を、スクイーズ式ポンプによりホースで最大50m搬送できることを実験で確認した。