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[3G07] 使用済PWR 燃料直接処分時の臨界安全に関する検討
(2)SiO2の反射体効果に関する国際ベンチマーク
キーワード:使用済燃料、直接処分、SiO2、反射体効果 、OECD/NEA、ベンチマーク
使用済燃料の直接処分では燃料収納容器の周囲に二酸化珪素(SiO2)が大量に存在している。SiO2については反射体効果が軽水よりも大きい事が指摘されており、それを定量的に確認しておくことが必要である。そのため筆者等は、2014年にOECD/NEA/NSC/WPNCSの使用済燃料臨界性専門家会合にSiO2の反射体効果を評価するためのベンチマーク問題を提案し、その取りまとめを行ってきた。