2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 202-2 放射線物理,放射線計測

[3L01-04] 線量分布評価と水中デブリ探査

2017年9月15日(金) 09:30 〜 10:35 L会場 (N棟 N302講義室)

座長:富田 英生 (名大)

10:00 〜 10:15

[3L03] 福島第一原子力発電所廃炉のためのプラント内線量率分布評価と水中デブリ探査に係る技術開発

(6)小型酸化物焼結体を用いた局所線量率観測手法の開発

*若井田 育夫1、大場 弘則1,2、伊藤 主税1、奥村 啓介1、片倉 純一3 (1. 原子力機構、2. 量研機構、3. 長岡技科大)

キーワード:福島第一原子力発電所、炉内局所線量、酸化物焼結体、耐放射線性光ファイバ、遠隔観測

極小体積高密度酸化物からの放射線励起蛍光を耐放射線性光ファイバで伝送し、これを検出することで、損傷炉内の高線量な過酷環境下における局所線量評価手法の開発を進めている。高密度極小酸化物としてLu酸化物焼結体を製作し、ガンマ線照射による発光特性を取得したところ、線量率モニタに使用できる可能性があることが確認された。